不登校・非行・ひきこもり中学生の原因と対処法

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反抗期の子供は上手く愛情を求めることができず愛情不足を感じ自信を失い、不登校・非行・ひきこもりの原因となるのです。

不登校・非行・ひきこもり中学生の原因と対処法

不登校・非行・ひきこもり中学生の原因と対処法ですが、子育てをするうえでこの時期が一番複雑で難しい時期と言えます。

中学生は、思春期の真っただ中で多情多感であると同時に、身体的な変化も大きく影響してくるからです。

まず精神面ですが、中学生は集団の中の自分の居場所をとても気にします。どういうグループの中で、どういう存在感を持つのか・・

「自分がたしかに存在している」という価値が、大きく揺れ動かされたり、つかみにくくなる年頃です。

そんな中で、少しでも友達とトラブルが発生したり仲間外れになると、危機感をとてつもなく強く感じてしまうのです。

そこから激しいイジメが生まれたり、不登校・ひきこもりや自殺にまで発展してしまいます。

そして次に、中学生の身体的変化の影響です。

この時期は、大人の体や能力が備わる移行期間です。人や物を物理的に傷つけたり破壊する能力、妊娠させたり妊娠する能力が実際に備わってくる時期で、それだけ衝動性や破壊性も高まる時期になります。

ですので、単なる不登校・ひきこもりだけでなく、自傷行為や暴力・非行などの深刻な問題が重なり合ってしまうことがあります。

中学生は、ぶつけようのない「不安」「怒り」「悩み」を深く抱えています。

ですので、対処法としてはまず、不安や悩みを聞いてあげることです。もちろん、あからさまに聞いても自立心が出てくるこの時期は、素直に話すことはありませんので、何か別の話題から話しかけることです。ご飯の時にテレビでも見ながら、その中の話題から何でも良いので話しかけてください。

さりげなく話しやすい雰囲気を作ってあげてください。

また、普段の会話では、「○○しなさい」「○○はダメ」などという否定の言葉は禁物です。中学生ともなれば、物事の良し悪しはそれなりに分かっている年頃なので、それらをいちいち言われることで「信頼されていない」「自分のことを分かっていない」と、怒りや悲しみを強く感じるのです。

否定の言葉は一切止めて、「いつも気にかけていて・愛している・信じている」ということをさりげなく伝えることです。それには挨拶を使うと良いです。

「おはよう」や「おやすみ」も良いのですが、「行ってらっしゃい」「お帰り」という、外の世界でのストレスを和らげる声掛けが有効です。

そして、簡単なことで良いので何か外の世界とのつながりを持たせることが重要です。例えば、どこかのちょっとしたボランティア活動やゴミ拾いなどに一緒に参加して、社会の中での自分の存在感を味わわせてあげることで、自信を持たせてあげるのです。

中学生の不登校・非行・ひきこもりの原因は複雑で、デリケートな対処法が必要です。成長期の一番大切な時期ですので、詳しく体系的に対処法を学ばれることをおすすめします。

>> 不登校・非行・ひきこもりの解決法を詳しく学びたい方はこちら

不登校・非行・ひきこもりから立ち直った子供のイメージ画像